2025/03/18
こんにちは!
トレーナーの本多です。
食事をしながらYouTubeを見ていたとき、ふと気づいたことがあります。
食べ終わっても、何となく物足りない。 お腹は満たされているはずなのに、満足感がないのです。
その理由を考えてみると、食事に集中していなかったから。
目は画面に釘付け、意識は動画の内容へ。
その結果、食べた気がしないまま、次の一口を求めてしまっていたのです。
先日、試しに何も見ず、スマホも置いて食事をしてみました。
すると、同じメニューでも圧倒的な満足感! 味をしっかり感じ、噛む回数も増え、自然と食事のペースも落ち着きました。
この違いは、まさに“食事に向き合う”ことの効果。
ゆっくり食べることで、満足感が生まれるのにはいくつかの理由があります。 まず、しっかり噛むことで食べ物の味や食感を十分に楽しめるため、脳が「美味しい」と感じやすくなります。
また、噛む回数が増えると唾液の分泌が促進され、消化がスムーズになります。
さらに、食事開始から20分ほど経つと満腹中枢が働き始めるため、早食いを防ぐことで必要以上の食べ過ぎを防ぐことができるのです。
家族と会話しながら、またはひとりでもじっくり噛んで食べることで、満腹感をしっかり得られます。
ダイエットというと食事制限を思いがちですが、実は“食べ方”を変えるだけで変化が生まれます。
しっかり噛んで、味わいながら食事をする。
それだけで、食べ過ぎを防ぎ、消化も良くなり、ダイエットにもつながるのです。
今日の食事、ぜひ“意識して”食べてみませんか?